有斗高校応援ブログ

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ユウトのクラブ

YUTO Club

 

~選手に伝えたいこと~

 

バレーボール通信Vol.5で挙げた

「キャプテン(先輩)の人柄」について

 

私自身、

高校・大学と

監督からキャプテンに任命していただきましたが、

不甲斐ないリーダーであったと反省しています。

 

現役時代、

よく父から

「キャプテンには向いていない」

と言われ、

キャプテンとしての在り方を

考えさせられました。

 

当時を振り返ってみると、

多くのことを吸収することはできましたが、

その反面、

「すべきこと」も

数多くあったと痛感しています。

 

さて本題です。

 

私の心に強く残る

キャプテン(以降Y先輩)

についてです。

 

Y先輩は、

一言で表すと「天才」。

 

ポジションはセッター。

 

数センチ単位で

トスを修正できる器用さに加え、

誰よりも

バレーボールに情熱を抱いていた。

 

約3年間一緒に活動した時間は

とても貴重であり、

私たち後輩にも

良き影響を与え続けてくれた先輩。

 

私たちは

全国大会で戦うために

Y先輩のトスを打ち、

技術に磨きをかけてきました。

 

Y先輩に絶対的な信頼を寄せていたのは、

決して傲慢にはならず、

後輩(仲間)と真摯に対応していたからだと思います。

 

その気持ちに応えるため、

奮闘していた私たちは

数十年ぶりに頂点に立つことができました。

 

Y先輩は、

その瞬間

喜びよりも、

チームメイトに

感謝の言葉を伝えていた光景は

今でも鮮明に覚えています。

 

自分よりも相手(仲間)を労う姿勢、

それこそが後輩から尊敬される

一つのポイントではないでしょうか。