有斗高校応援ブログ

TEL:0138-57-1381

学校案内

School Information

選挙前日となりました。

若者たちにとって、選挙に行く意味はあるのだろうか。

と思っている人が多くいる事も事実です。

まずは一度経験してみよう、という気持ちでも足を運んで貰えたらと思います。

若者の投票率が下がると若者の望む政策は実行されにくくなります。

今は、1票の価値を見出せないかもしれませんが、

10年後・20年後の未来の為に、積極的に自分の声を届けて貰いたいと思います。

 

前回は、生徒のリアルな声をお届けしました。

特集最後は、現場の実情を綴らせてもらいましょう。

 

「期日前投票に行ってきました。」

「スマホで調べたのですが、やっぱりよくわからなかった。」

「とりあえず入れて来ました。」

などと生徒からの声もちらほら聞こえてきています。

大人でも中々、全てを把握することは難しいです。

生徒達の気持ちはよく分かります。

 

学校現場で政治のリアリティを扱う事は難しいです。

そんな学校が教えることができるのは、衆議院と参議院の違いなど議会の制度や仕組み、

「システム」のことだけなのです。

教員は「中立」の立場でなければなりません。

生徒の前で自らの意見や見解を述べる事は出来ないのです。

「先生は誰に票を入れた?」と生徒に質問されても、個々の教員の意見を答えることはできません。

できることは生徒たちが議論をする手助けをすることだけ。

中途半端な主権者教育となっていることが、もどかしく感じます。

生徒達の声からも分かる通り、

「システム」を学んだ所で、答えのない選択を迫られるので困るわけです。

正解を導く事よりも、

日頃から、学校は「なぜ」「どうして」を生徒達から自発的に引きだす事が、

今後、社会を生き抜いていく上で大切な事なのではないでしょうか。

 

そんな時に役に立つのが、たくさん発行されている「本」です。

図書室には、選挙に関する文献も多数用意されています。

気になる事がある方は、

是非、立ち寄ってみてください。